「女性向けのデザイン作成を依頼したのだけれど、なかなか満足する見本が送られてこなくて・・・。」

こんなお声がよく届きます。

そんな時、「そのデザイナーさん同性でしたか？」と聞くとだいだい「違いました！」と返ってきます。

もともとの感性が近いデザイナーと出会う事ができれば、高い確率で求めるもの、あるいはそれ以上の満足を得られるものが仕上がりやすいのです。

ターゲット（客層）と一致する性別・年齢のデザイナーへ依頼することも、一つの選択肢とすると良いでしょう。

また、きちんと事前に要望を尋ねてくれるデザイナーあるいは担当者が存在するかどうかも、依頼するか決定する際の目安になります。

プロである以上、相手の要望をきちんと理解していれば、求められているものをカタチ（デザイン）にする力は持っている人達です。

使用する写真や文章の提出のみを求め、イメージの確認をあまりしてこない相手には注意しましょう。

特に、女性向けのホームページであれば、そのデザインが大きな鍵になるのです。

そこでこちらでは、そんな女性向けホームページ制作をするポイントについてご紹介します。

女性向けの商品やサービスを扱うビジネスにおいては、いかに女性の心を惹きつけるかが大切なポイントになります。

男性と女性では、サイトを使うときの使い方が違うという話があります。

男性の多くは、必要な情報がそのサイト内にあるかどうかを確認するために検索機能を駆使します。

サイトのデザインや作りなどにはあまりこだわらず、検索を使って知りたいキーワードと情報が含まれているかどうかを探すことを意識しているのだそうです。

それに比べて、女性の多くは求めている情報があるかどうかを視覚的なポイントや感覚で操作して探していきます。つまりは、検索機能をあまり使わないのです。

そのため、女性へアプローチするためには視覚的に使いやすい、感覚的に分かりやすいというサイトデザインがポイントとなります。

上記でもある通り、女性は視覚的に入る情報を大切にしている傾向があります。

そのため、女性らしい色使いも押さえておきたい大切なポイントなのです。

女性らしい色使いとしては、明度の高い明るめの色が好ましいとされています。

代表的な色としては、ピンクやローズなどの赤系の色合いがあり、濃淡で色合いを演出したり、組み合わせる色によって雰囲気を変えることで感覚的にも魅せ、女性の心をくすぐることができます。

また、パステルカラーなどでカラフルに彩るのもおすすめです。

女性らしいサイトとして、曲線のラインを上手く使うと効果的になります。

角を丸くしたりすることで、直線よりもやわらかい雰囲気のデザインにすることができるのです。

また、女性を連想させる、または女性の好むかわいいアイテムを取り入れる方法もあります。

例えば、草花や雑貨、リボンやレース、宝石、デフォルメされた動物イラストなどを用いることで女性らしさを演出できます。

だたし、アイテムを強調しすぎないように落ち着いた色合いや取り入れ方をしないと、子供っぽい印象になることもありえますので、気をつけましょう。